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放置復活メンテ-リード50/90

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原付バイクの放置復活メンテナンス〜車種別

原付バイクの放置カテゴリー

放置した原付バイクをまた、乗り始めよう!と、修理に乗り出す人を最近ひじょうに多く見かけます。イイコト?悪いコト?良く言えば、モノを大切にするようになった。悪く言えば、買い替えをする財布の紐が固く締まっている。個人的には正常な世の中になってきたと思います。そんな方々にピッタリのカテゴリーが、車種別放置メンテです。


原付バイクの放置ページで紹介した、放置した原付バイクのチェック番号に基づき、
実際の原付バイクでチェックしてみたいと思う。

チェック【1】チェック【2】チェック【3】チェック【4】チェック【5】チェック【6】チェック【7】
タンクの
確認
キャブの
確認
ブレーキ
確認
アクセル
確認
キック
始動
セル
始動
車体最終
確認


原付バイクのクラウン的存在 リード50【AF20】

リード50

リード50【AF20】リード90【HF05】・その他ホンダ系スクーター 対応

ディオ | スーパーディオ | ライブディオ | リード50/90

チェック1 ガソリンタンクのチェック

リード50タンク

リード50/90の場合、給油口に水が溜まったり、ゴミがギンギンに詰まっている事は、まず無い。ドレン穴と言うものも存在しないので、給油口回りのトラブルは無いが、タンク内は要注意だ!

▼覗いてどちらの状態か判断しよう▼

きれいなタンクサビてるタンク
タンク内がきれいな場合、錆までは出ていないが、ガソリンが腐っている場合がある。においをかいで、変な匂いがするようなら、ポンプでくみ上げて交換しよう。底に水が溜まっている場合は、タンクを外して、完全に出してしまおう。このような感じに錆びで腐っているようなら、もう交換した方がいい。軽い錆びであれば、タンクを外して洗おう。


チェック2 キャブレターのチェック

リード50【AF20】キャブレターの位置

リード50【AF20】リード90【HF05】
キャブレターの位置はココだ!
またいで左側クランクケース上部
ただし、サイドカバーを外さないと見えない。

→キャブレター

[check]Wikipedia→キャブレター

[check]KITCO吸気系セッティング詳細→とってもわかりやすいキャブレター図解

▼フロートチャンバー部のドレンを緩め、古いガソリンを抜く▼

ドレンの位置ドレンを緩める
赤丸の部分にドレン抜きがある。反時計回りに回し、緩める。矢印のほうにガソリンが流れる。
  • ここまでの作業をして、もし古いガソリンが出てきた場合は、キックをふみ、そのまま垂れ流しでガソリンを回してみよう。イグニッションはOFFでよい。
  • もし、何も出てこないようなら、キャブが腐っている可能性がある。キックを踏んでみてもガソリンが出てこなければ、キャブ洗浄をしよう。
  • さらに、明らかに粘度があるモノが流出して来た場合は、オイルが回っている証拠だ。
    ピストンの位置が上支点にあった状態で放置すると、エンジン内部にオイルが回っている可能性大だ。その場合は、内部の圧力が高まり、クランク自体も回らなくなる。
    この場合の処置は、エンジン内部に回ったオイルを抜かなければならない。

簡単な方法は・・・

  1. プラグを抜きキックを踏んでオイルをヘッドから抜く
  2. 燃料ポンプに繋がる負圧ホースからオイルを抜く

※いずれも、オイルが噴出して来るので、注意が必要だ。

チェック3 アクセルワイヤーのチェック

アクセルワイヤーはこーなってるぞ!

swfu/d/acsel-zukai.gif



アクセルを捻ると、二又分岐で二分され、一方はオイルポンプの作動、一方はキャブレターのフロートの作動へと、繋がる。

→アクセルワイヤー

アクセル

まずは、アクセルを開けてみよう
つまり、アクセルが捻るコトが出来れば、キャブのフロートが開くし、オイルポンプも作動するというコトになるわけだ。

もし、捻るコトが出来ない場合

  • ハンドルがサビてグリップが渋付いて捻れないケース
  • ワイヤー内がサビ付いて捻れないケース
  • キャブ内部が腐っていて、捻れないケース

と原因が分かれます。
上の構造を見て貰えればわかるとーり、キャブのフロートと繋がってるというコトから、キャブレターとも密接な関係がある。

さて、アクセルが捻るコトが出来ただけで安心してはイケない。
問題は、スパっと戻るかだ。

アクセルが戻らない場合は、走っちゃダメ!

その場合の措置は

  • ハンドルのサビ落とし
  • ワイヤー注油
  • キャブ洗浄

上記の捻れない場合を想定した、措置と同一ですね。

チェック4 ブレーキのチェック

  • ブレーキレバーを握る
リアブレーキ

まずリアブレーキから握ってみますが、握ってもスコスコ戻るようであれば、まず大丈夫。
なんとなく戻りが悪いようであれば、ワイヤーが悪いのか、ブレーキライニング側が悪いか、見極めなければならない。

ブレーキレバーの駆動部分にも、注油しましょう。
WAKO'S ラスペネ がオススメです。
浸透力に優れているので、チュっと吹くだけで、じわ〜〜〜りと広がりますよ。

  • ホイールが回るかも確認しよう
ホイールを回す

ブレーキを握って、ホイールが回らなくなる事がある。ブレーキが引きずっていたり、利きっぱなしになっていたり、エンジンがかかっても、これでは乗り出せない。特にリヤブレーキの固着は、厄介だ。走る前に、良く確認しよう。

  • リアブレーキの固着が見受けれらた場合

ライニングペダルからワイヤーを外して、ブレーキ支軸ワイヤーか?

どちらに原因があるか調べる

  • まずは、ブレーキワイヤーをライニングペダルから外そう。
時計周りに回す←ライニング調整ナットを反時計廻りに回す
ワイヤーを外す←ワイヤー本体をライニング側から前方に引き抜く
外れた←外れました
  • ライニングペダルが戻るかチェックしよう
ペダルの調整ねじ

ただし、ライニングペダルを見て、調整ねじがこのぐらい引っ張ってある状態だと、もはや、ブレーキシューの磨耗が考えられる。

[check]リアブレーキシュー交換


この動画のようにスコン!と戻るのを確認しよう。
この状態である時に、ブレーキの戻りが悪い場合は、ワイヤーに原因がある。
ワイヤーの動きが渋い時は

  • ワイヤーインジェクターを使い注油
  • ワイヤー交換

のいずれかのメンテをして欲しい。
ブレーキの引きずりは、やっぱり良くない。

[check]Wikipedia→ドラムブレーキ

[check]S&Eブレーキ株式会社→ディスクブレーキとドラムブレーキ

チェック5 キックでエンジンを掛ける

キックスタート

さて、いよいよエンジン始動だが、キックを踏みましょう。
キックなんか踏んだコトない!
って方もいるでしょう。
でも、このサイトを見て頂いたのもなんかのご縁。
この機会に、ぜひキック始動を体験してみましょう。

[check]Wikipedia→キックスターター

なぜか?

管理者はこー考えちゃいます。

  1. 放置した場合は、バッテリーは弱ってる
  2. エンジンが掛かる可能性があれば、キックで始動
  3. 始動すれば、エンジンは発電する
  4. 発電すれば、バッテリーをチャージする
  5. 走り回れば、バッテリーは以前と同じ状態に戻る
  6. 余計な手間がひとつ減る

ってな考えを漠然としてしまいます。

ま、そんなコトはイイとして、エンジンが始動出来たら、
おそらく白煙をいっぱい吹くでしょう。
そのケムリを、その時に出し切って置くと、あとで調子がのります。

この時、びびっちゃイケません。

たっぷりとケムリを出せる場所に移動してでも、出し切ってしまおう。

関連記事を店長ブログでチェック!

▼ちなみに、こんな感じになって遭難するかも知れません▼

もわんもわん

それともう一つ!注意!

キックを踏んだ時に、ちゃんと戻るか?否か?

スコン!と戻ればイイが、ホンダ系のスクーターの場合、駆動系内部が汚れ、カスが詰まり、戻りが悪くなってる場合が多々ある。

そんな時は、クランクケースを外して、裏側に付いているキックギヤの清掃注油をやって貰いたい。

チェック6 セルスターターを使用する

セルスターター・・・
つまり、右側の黄色いボタンで始動するコトだ。

[check]Wikipedia→セルモーター

  • ブレーキを前後、どちらでもイイので、握る。
  • ヘッドライトスイッチ下の黄色いボタンを押す。

そして、音によるチェック!

キュルキュルキュルキュ〜キュ〜キュ〜カチンカチンうんともすんとも
大丈夫!元気元気ちっと弱いぞーあれ〜?死期が近いご臨終です・・・
どーしたらイイ?
ガンガン走ろう!チャージで復活します!バッテリー交換バッテリー交換、もしくは、ヒューズが飛んでたり、リレーが動いてない可能性もあります

何のメンテナンスに対してもそうですが、  って重要です。
音をしっかり聴くと、バイク屋さんに修理に出す時もそうですが、参考になります。

こんな音がした!

というのを、ちゃんと覚えておきましょう。

▼元気良く回る時のセル音


▼リードに50/90に多い、ピニオンギヤの滑り


リード【AF20】・リード90【HF05】に多い現象だが、セルを回すと、ウィーン ウィーン
というだけで、どーもギヤが絡まない・・・という現象があります。

  • ひとつ、バッテリーが弱ってる
  • ひとつ、ピニオンギアの磨耗

が同時に起こってる現象だと考えられます。

※イレギュラーで、セルモーター異常もありますが、上の動画ぐらい回ってれば大丈夫でしょう

バッテリーはともかくとして、ピニオンギアの交換には、多少の知識と工具が必要になります。
部品代も¥7000弱ぐらいし、安いパーツではありません。
バッテリー低下なのか、ギアの滑りなのか、よく吟味して、取り掛かったほうがイイです。

[check]GSYUASAバッテリー上がりの原因→バッテリー上がりの原因

チェック7 車体の最終チェック

さーエンジンも掛かり、バッテリーもなんとかOK!
ってコトになれば、あとは走り回りたいわけだが、まだチェックするべきトコがある。

  • ウィンカー(右/左)の点滅確認
  • テールライト(テール/ブレーキ)の点灯確認
  • ヘッドライト(HI/LOW)の点灯確認

フロント周り テール周り
最低限、このぐらいの確認はしておこう。
保安部品の点灯がなされていないと、捕まっちゃいます。

次にチェックしたいのが、タイヤの空気圧

これは、パンクにも繋がりやすいし、フロントが 1キロ(単位:kgf/cm2) を切ってる空気圧だと、
けっこー怖い思いをする。

フロント1.8キロ(単位:kgf/cm2)
リア 3キロ(単位:kgf/cm2)

は入れておきたいトコロだ。

[check]ダンロップ→タイヤについて

[check]ダンロップ→タイヤサイズ検索

さー これまでの厳しいチェックポイントを乗り越え、いざ出陣!

よーやく、風になれました。

最終確認は、加速最高速のチェック。

0〜20キロの加速20〜40キロの加速40〜MAXの伸び
つまり信号待ちからのスタートダッシュ交差点を曲がってスピードをあげる時の加速最高速がなんキロかによってコンディションが分かる
なにが悪い?
ウェイトローラー磨耗・クラッチシュー磨耗・キャブ調整・キャブ詰まり・エアフィルター詰まりプーリー磨耗・クラッチシュー磨耗・ウェイトローラー磨耗・キャブ詰まり・マフラー詰まりベルト磨耗・プーリー磨耗・マフラー詰まり・キャブ詰まり・エアフィルター詰まり

かなり、原因に究明には腕がいるかも知れないが、参考にして貰いたい。

▼最後にアイドリング調整



次はヤマハを見るぞ!▲NEXT▼

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